ルームシェアルームメイト

ルームシェア入門
日本初のルームシェア本「ルームシェアする生活」の元になったルームシェア解説です

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外国人と日本でルームシェアしたい場合、どこでどうやって探せばいいのでしょう? そのとき、外国人を指定する理由は何でしょうか? 「外国人とルームシェアしたい」という動機にも色々な理由があって、その理由によっても探し方は変わってきます。

日本人以外の友達を作りたい

ルームシェアジャパンの掲示板も、日本語と英語を切り替えられるバイリンガルな募集掲示板なのですが、英語での募集はそれほど多くありません。中には外国人が日本語で募集しているシェアもあるので、そういうのも一つのとっかかりにはなると思います。

語学を勉強したい

語学、特に英語に多いパターンだと思いますが、外国人と住むことで、日常生活の中で外国語を使わなければいけない状況に自分を追い込む⇒外国語が話せるようになる! という連想で外国人と住みたい人もいるかもしれませんね。海外留学とかに比べれば手軽だし、実益もありますが、注意しないといけないこともあります。

まず、相手が無料の語学教師にされるのを嫌がる可能性。英語教師として日本人来ているなら、英語を教えることは彼らの商売です。職場で一日英語を教えて疲れているのに、用もないのに英語で長話をされたりすると、不快に思う人もいるかもしれません。また、日本人と住んでいる時点で、相手は「日本語を勉強したい・練習したい」と思っているかもしれません。

それから、自分のレベルがあまり高くなければ、ネイティブと住むとたいへんでしょう。ネイティブの話者はとても早く喋ることができますから、あなたの語学が初心者レベルだと、イライラされて会話にならないかもしれません。中級者レベルまでは、ネイティブと喋るよりも、日本語のわからない他の外国人と喋ったほうが、おたがい低いレベルで会話が続き、結果的に多く喋るチャンスができることも多々あります。

探し方・探し場所

アメリカで人気の個人広告サイトCraigslist(クレイグズリスト)には東京版もあり、ここに英語でのルームシェア募集がいくつか載っています。本家アメリカ版と比べるととても少ないのですが、英語を話す外国人と住みたければチェックするといいでしょう。業者によるゲストハウス(シェアハウス)も混ざってます。

クレイグズリスト東京版 – ルームシェア

東京を中心に配布されている外国人のための英語無料雑誌「メトロポリス」にもクラシファイドのコーナーがあり、紙・ウェブサイトの両方で住居の募集コーナーが存在します。

掲載が有料なこともあって、業者によるゲストハウスの広告がほとんどですが、個人でルームメイトを探す広告もありますし、自分で募集広告を出すという手もありまs。

同様のフリーペーパーで、Tokyo Notice Board(東京ノーティスボード)というのもあります。こちらも英語でのルームメイト募集が掲載されています。

同じく、Tokyo Weekender(東京ウィークエンダー)のクラシファイド欄。これもゲストハウスの中にたまに個人のルームシェア募集があります。

関西については、Kansai Flea Market(関西フリーマーケット)のクラシファイドKansai Scene(関西シーン)のクラシファイド等があります。

その他の地域では、上記のような英語のフリーペーパーが商売として成り立つほど外国人の読者が居なかったりするので、あまり無いとは思いますが、もしあればコメント欄で教えてください。

また、英語以外の外国人向けの雑誌やフリーペーパーがあれば、そこにもクラシファイドの機能がついていることはあるでしょう。中国語やスペイン語を使いたいとかそれらを喋る友達を作りたいとかいうことであれば、そういった雑誌もチェックしてみるといいでしょう。

時代が変わりましたね

1990年代に僕が東京でルームシェアを始めた頃は、ルームシェアをしている人のほとんどは外国人で、募集も英語のフリーペーパー等を使うしかなく、「どうやったら日本人のルームメイトを探せるんだろう?」という状況でした。ルームシェア募集掲示板のルームシェアジャパンは、つまり、その悩みを解決するために自分で作った掲示板でした。

しかし、ルームシェアジャパンの募集内容を見てもわかるとおり、今では日本人ですと書かなくても募集する側も応募する側もほとんどが日本人になっていますね。「ルームシェア」という用語を、説明しなくてもみんなが理解してくれるようになりましたし、とてもルームシェアがやりやすい環境になってきていると思います。

一般的に、日本人の英語は「読み書きはそこそこ、会話はからっきし」という人が多いようです。僕も、Eメールでやりとりしてる間は話がスムーズに通じてるのに、電話で話した瞬間に、あまりに通じないのでびっくりされる、ということがよくあります。

逆に言えば、文法やスペルなどに関しては、驚くほどまっとうな英語が使える、ということです。もちろん、ああでもないこうでもないと時間はかかりますが、結構理解できるし、それなりに通じる文が書けるものです。中学校から何百時間も習ってきた英語というのは、地力としては馬鹿にしたものじゃないですよ。

Eメールでもって宣伝や交渉をするというのは、そういう、読み書きならなんとか、という人にとっては最適な道具と言えるでしょう。インターネットの発展にともなって、広く募集できるという利点もあるのですから、これを使わない手はありません。

インターネット上でルームシェアの募集をするときには、最初の連絡先として、そしてその後のやりとりをするためにも、メールアドレスを書く必要がでてきます。

しかし、メールアドレスを外部に出すと、知らない人から広告メール(スパムメール)やウィルスメールが届くようになるという問題があります。ここでは、それをどうやって回避するか、説明していきます。

なぜ、メールアドレスを掲示板やチャットで書き込むと、宣伝業者にも知られてしまうのでしょうか? 彼らは、「メールアドレス収集ツール」といわれるプログラムを使って、ウェブページやインスタントメッセンジャーから、ページや「ユーザーの情報」欄に表示されているメールアドレスを収集しているのです。手作業ではなくてプログラムですから、疲れ知らずでページからメールアドレスをひたすら抜き出しては、次のページに行く、といった感じなのでしょう。数万個のメールアドレスでも機械的に集められてしまいます。

そうしたら、その集めたメールアドレスに、一斉に広告メールを送るだけです。こちらもプログラムでやっているでしょうから、何万通送るにしても一瞬でできてしまうでしょう。受け取るほうは大変な思いをしてよりわけているスパムメールですが、送るほうにはお金もかからないし、何万通のうち1人でも2人でもひっかかってくれれば、それで儲かってしまう、というわけです。

もっと詳しく知りたい方は、たとえばこちらの迷惑メール撲滅指摘調査会などを読んでみてください。

募集掲示板によっては、多少工夫をして、人間には読めるけれどそういう収集ツールからは読まれにくいようにメールアドレスを表示するタイプのものもあります。

すべての道具は、利用者次第ですので、逆に、無料メールや匿名メールの影に隠れて、悪いことをしようという人も出てきます。

自分が空いてる部屋を持ってます、というのを簡単に広告するには、クラシファイドサイトを使うのが便利です。クラシファイド(classified)とは、いわゆる「売ります買います」みたいな記事のことです。

例えば、日本語でクラシファイドサイトの大手といえば、イサイズのじゃまーるが有名でしたが、じゃまーるは雑誌版が先に廃刊となり、続いてネット版も無くなってしまいました。ここの「住まい」-「その他」のところには、日本語で書いた「ルームメイト募集」「部屋を探してます」といった広告がちらほらと載っていたのですが、フラットシェアに関する専用のコーナーがあったわけではありませんでした。これもシェアをする人が少なかったからでしょうね。

在日外国人向けということでは、英字無料誌 Metroplistokyo journalTokyo Weekender Home Page などが、クラシファイドのコーナーを持っています。

日本語によるクラシファイド専門誌やクラシファイドコーナーというのは、日本にはほぼ無い状態といっていいかもしれません。じゃまーるの撤退を見ても、需要が無かったということでしょうか。

部屋があることを宣伝するには、ウェブの掲示板を使うという方法もあります。クラシファイドサイトとどう違うかと言われると、本質的には違いはないのですが、フリーフォーマットで雑多なことが(悪く言えば無関係な情報、広告などでも)書けてしまうのが掲示版(nortice board, bulletin board)で、各種条件などをできあいの入力画面から入力できたり、条件によって検索できたりするのがクラシファイドサイト、とわけておきます。

ただし、フラットシェア自体が日本でマイナーなので、日本語のウェブ掲示版はそれほど多くはありません。たとえば、ルームメート募集掲示板などがあります。僕も一つ、ルームシェア ジャパンという掲示板サイトを運用しています。使ってやってください

掲示版に書き込みするときは、その掲示版におけるルールを理解し、また過去のメッセージの内容などを見て、自分が書き込むことがその掲示版に書き込むにふさわしいかどうか、しっかり考えてから行いましょう。

英語で募集広告を書く場合は、他の人の広告を色々読んで、用語や書く内容を参考にしましょう。全角の英数字や記号(「ABC」など)は、一見して日本語ではないようですが、日本のパソコンにしか入ってない日本語の文字です。他の人からは読めないことが多いので、半角(“ABC”など)を使うよう、気をつけましょう。

どこの掲示板でも、たくさんの人の目に触れることを狙って、本題と無関係な投稿をする人が出てきます。○○するだけで儲かる、とか、安い電話会社とか、ネットで買える△△とか、そういった類のものです。

こういったものは、掲示板の管理者が発見して削除することもありますが、それにも限界はあります。なぜこういう悪質な書き込みがなくならないかというと、効果がある、あるいは少なくとも効果があると信じているからで、掲示板を使う人の中に、反応してしまう人がいるのかもしれません。しかし、メールでも掲示板でもなんでもですが、とにかくこういうのは無視してほしいと思います。

  • その業者は、売れさえすればどんな手を使ってもいいと思っている
  • 本来の掲示板の利用者の便を考えていない、つまり、お互いが得をする商売をする姿勢にない
  • そんな業者が、いいものを安く売っているわけがない

たとえその無関係な広告が言っていることに興味があるとしても、検索エンジン等で探せば、同じものをもっと良心的な方法で宣伝し、売っている業者があるはずですから、そちらを使いましょう。そうしないと、こういう迷惑な投稿はなくならず、インターネットでいろいろな探し物をするときに不便さが増してしまいます。

それから、募集広告であっても、悪質なものはあります。たとえば、3日おきぐらいに同じ募集を書き込む人。こういう人はなるほど急いでいて、あせっているのかもしれません。ですが、

  • 他の募集をしている人だって急いでるのかもしれない
  • みんながこれをやりだすと、みんなが何度も掲示板に来て同じ募集を繰り返し出すため、情報がとても探しにくくなる

ということを考えられない人か、もっと悪くはわかっていてやっている人です。こういう人は、そもそも他人の事情を思いやれないという時点で明らかにシェア向きではないですから、ある募集をみたときにその人がこんなことをしてないか、ちょっと前にさかのぼって掲示板をチェックしてみるのも有効でしょう。

もし、この同じ人の募集の内容が少しずつ変化しているとしたら、その変化したところがなぜ変えられたのか、も考えてみると、相手に何が起こっているのか推測できるかもしれません。家賃の条件が少しずつ下がっているとか、そういった変化です。

自分で、宣伝のページを立ち上げてしまうこともできます。 この場合は、クラシファイドや掲示板の限られた字数や表現とは違って、好きなだけの情報を、好きなようにデザインして見せることができます。

まず、フラットの場所、路線名、駅名、駅からの距離、近所になにがあるか、など書きます。プライバシーの問題があるので、ウェブページに住所や電話、地図を載せることはお勧めしません。住所や地図は、メール等でやりとりして、安全そうだと思った人にだけ個別に送るようにしたほうがいいでしょう。

フラットにどんな設備があるか、共用の電気製品なども書けるでしょう。何があって何がないかわかれば、お互いの質問の手間がはぶけます。

写真を載せるのもいいですね。ただし、ここでも、マンションの外観など、頭のおかしな人が探し出して訪ねてきたりできるような写真は載せないほうがいいでしょう。シェアメイト達がはっきり認識できるような写真も、避けたほうがいいとは思うのですが、このあたりは個人の判断におまかせします。

フラットのルールについても、自分のページであれば細かなことも書いておけます。希望を書くのはいいけど、あまり細かなことを大量に書くと、一緒に住むには難しい人と思われるかもしれないので、「ぜったい守ってほしいこと」と「できればこんな人がいいなあ」といったふうに、いくつかの段階にわけてもいいかもしれません。

そして、家賃。どんな仕組みで、どんなふうに払うのか。光熱費とか管理費とかはどうするか。出て行くときはどうなるのか。といったことも。

自分専用のウェブページを作ったら、クラシファイドや掲示板に広告を出しましょう。それらに載せられる文章は短いですが、こんどは、自分のウェブページのアドレス(URL)を書いて、「詳しいことはここを見にきてね」というのを書くことができます。

検索エンジンに登録するという手もあります。ただページを作っただけでは、誰も見に来てはくれません。検索エンジンのページには、ページを推薦したり、登録したりできるリンクがあることが多いので、そのリンクを開いて、作成したウェブページを登録します。「フラットシェア」とか「同居人募集」、あとはそこの地名、などを検索ワードにするといいでしょう。必ずというわけではないですが、数週間たったら検索エンジンで表示されるようになります。

ネットでシェアメイトを募集するときに、相手の募集文面からわかることはたくさんあります。トラブルになりそうな人をあらかじめ避けることができれば、シェア探しもかなり楽になるでしょう。

一言でいうと、「他人に迷惑をかけるような人とは、シェアしてもうまくいかない」ということです。掲示板で他の利用者のことを考えられない人が、どうして、シェアメイトを気遣うことができるのか、ってことですね。

特徴のある書き込みと、その背景にあるもの

他の利用者お構い無しの複数投稿、連続投稿

最新の投稿が一番目立つ場所に表示される、という募集掲示板は多いと思います。

そして、まれに、毎日のように同じ内容を投稿し続けることで、目立つところに自分の募集がいつも表示されるようにしようとする募集者が現れます。

その掲示板のルールで、明示的にそういう行為を禁止していようといまいと、このように「自分だけよければよい」という考えかたの人がルームシェアでどう振舞うか、予想するのは簡単だと思います。

掲示板に出ている他の一つ一つの募集それぞれに、書いた人がいて、みんなが自分と合ったシェアメイトを探そうとしているんだ、というのを想像できない人とは、シェアは避けたほうが無難です。

こういう人を発見するには、同じ掲示板を数日間はウォッチするとか、過去の書き込みにさかのぼって連続投稿していないか、などをチェックするといいでしょう。

小手先で目立とうとする投稿

!マークを多用したり、●とか★、■、♪といった記号を散りばめるタイプ。−−−−や===を使って長い線を描いてみたりというのもあります。色がつけられる掲示板だと、文字や背景を派手な原色(真っ赤とか)にしてみるのも。

たとえばこんな感じ

★★★★★★都内で安い!!!★★★★★★
★3LDKのマンションを3人でシェアしてます★★今回一人が退去することになったので募集します★
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■雰囲気は干渉もしないけどもそこそこつきあうような感じ♪
■■■【場所】■■■■■■
★(以下略)

こういう募集をする人の心には、「お互いがうまく条件にフィットする相手を見つけて、うまくやっていきたい」という気持ちが希薄です。部屋の場所や内容などに自身がなくて、他の募集と平等な読まれ方をされると負けてしまう、と思っているということなのです。

誰でもいいから、目立たせて引き付けてしまえばよい、など思っているとしたら、そんな人とうまくシェアしていくのは難しいでしょうね。「安い」「お得」「今だけ」とか、そんな言葉を散りばめているような文面も同様でしょう。

泣き落とし系

たとえばこんな感じ

助けてください! 至急

今週中に今のところを出ないといけなくなりました。ですが、一人でアパートを借りるだけのお金がありません。

どんな小さな部屋でも構いません。掃除もしますしペットの面倒もみます。月末になれば給料が入るので家賃も払えます。なんでもしますのでよろしくおねがいします。

住んでいる場所を「今週末までに出て行かないといけない」状況になることは滅多に考えられません。どういう事情かはわかりませんが、そういう不安定なところに住んでいるのに、今手元に一ヶ月分の家賃を払うお金もないという状態では、相当行き当たりばったりの生活をしているのでは、と思えてしまいます。

トラブルを望むような人でなければ、こういう切羽詰った募集には連絡しないほうがよいと思われます。

自分で判断できないタイプ。責任を取らないタイプ

「はじめてなのでよくわかりませんが」「問題がありましたら削除してください」といった書き出しで始まるタイプの投稿。

こうした書き込みは一見丁寧に見えますが、掲示板でこんなことを書くと言うのは、他の利用者や掲示板の管理人に責任を負わせようとしていることに他なりません。

その事柄について初心者であったり、その募集掲示板の利用が初めてであっても、ふつうに常識のある人なら、他に投稿されている過去の内容を読んで、どんな投稿が場にふさわしいか、どんな投稿が批判を浴びているか、などチェックすることができるはずです。

それをせずに、自分の勝手なスタイルで書いて、「おかしかったら許してね」と逃げを打つような性格では、シェアのスタイルも同じようなものになる可能性が高いのではないでしょうか。

いかにも「これから失礼なことをするけど許せよ」みたいな姿勢は、この募集に限らず、シェアする上でもトラブルの元でしょう。こういう人は、何かシェアで失敗、たとえば、何かをこぼしたとか後片付けができてないとかそういうことでも、「はじめてだったから」とか「よく知らなかったから」といって逃げようとすると思います。

なんかずれている人

場所を書かなかったり、うっかりが過ぎる人。掲示板をちゃんと理解してない人。タイトルに「ルームシェアしませんか」などと言わずもがなのことを書く人、など。

悪気なくやっているのであれば、シェアすることには問題ないかもしれません。ずれている人やぼーっとした人相手だとイライラしてしまうような人は、相性を考えて避けておいたほうがいいかもしれません。

ドラマチックな人

たまにいます。こういうのを読むと、僕なんかはなんとも言えないおかしな気分になるのですが。たとえばこんな感じ

★夢、応援します★シェア★

ルームシェアというのは、ただ単に安く住むだけのものじゃなくて、新しい家族を作るものではないかと思います。チャンスは掴むものですよ。(略。人生とか地域とかボランティアとか地球環境とか、いろいろ語る)

自分の夢に向かってつき進んでいる人であれば、家賃は不要です。一緒に夢を実現しましょう!!! 熱いあなたを待っています!!!

夢とか人生とか、ルームシェア募集で語っちゃう人は、他人を食い物にしようとしている詐欺師か、そうでなければ、真剣に熱血な人なんでしょうね。

そういうのが好きであれば合流もいいかもしれませんが、そうでなければ、いろんな主張や生活スタイルを押し付けられる危険性も予期したほうがいいかもしれません。悪気がないだけ、さらにたちが悪い、といったことも世の中にはありますし。

体験談求む

他にも、いろいろな募集の特徴や、後になってわかったそのシェアの問題点などがあるのではないでしょうか。そういう体験から学ばれた方、ぜひ僕にその事例を教えていただければと思います。

掲示板や雑誌の募集広告は、スペースが限られていることも多く、あまり多くの情報はわからないのが普通です。細かなことはメールや電話で聞くことになりますが、たくさんある広告から、どれに連絡するか、というときには、短い広告文のなかから、いろんな情報を読み取れるとよいです。

文章、文面のチェックは重要だと思います。フレンドリーな印象をつけたいのか、やたらお気楽な文章を書く人がたまにいますが、見知らぬ人から信用されたいならあまり上策とはいえませんね。また、誤字脱字が多い人、「ほんとに自分で書いたものを読み返したのかな」というほどであれば、生活の中でもきちんとしないところがあるかもしれません。文章がきちんとかければ、必ず問題ないか、と聞かれると、決してそうではないですが、意味の通ったすっきりした文章を書ける人なら、後々話も通じやすい傾向はあると思います。

連絡先のメールアドレスとして、プロバイダや会社のアドレスなどを載せている人は、以前ならhotmailなどの無料メールを使っている人よりも信用できるかも、と書いたかもしれませんが、最近ではこの手の公開メールには無用の危険を避けるために一時的なアドレスやメール転送サービス等を使うことも多いため、メールアドレスがこうだからこう、というのは意味がなくなってきてるかもしれません。

そして場所です。場所を書いてない募集広告は論外です。「東京で」とか「横浜で」なんていうのも、実際はかなり広い範囲なので、連絡してみたら思ってた場所と全然違ってた、なんてこともあるでしょうね。シェアの必要性が高い都会では特に、電車通勤が多いでしょうから、どの沿線のどの駅か、駅からは近いのか遠いのか、バスに乗る必要があるのか、などもチェックしましょう。

ペットやタバコ、社会人限定、女性限定、など、制限項目もチェックしましょう。短い広告のなかにわざわざそれを入れているのは、募集している人にとってその条件が重要だということを意味しています。「それでも」と熱意を持って連絡するのは構いませんが、断られる可能性は高いし、断られても文句は言えないところです。

「きれい好きの人」とか「静かに暮らすのが好きな人」、「パーティー好きの人」など、ちょっとした形容から、相手の求めている人物像を知ることができます。前のフラットメートとは掃除の分担でトラブルになったのかもしれません。パーティー好きの人、と書いてあれば、フラットメートと積極的に交流したいような人を探していることでしょう。
他の条件がいいからといって、本来の自分ではない自分を作って応募するのは、すすめられません。

あまりに多くの条件をつけている人は、要注意です。一緒に暮らしても、pickyに、いろんなところで細かな注文をつけてくるかもしれません。しかし、一切なんの条件もつけてないところも、こりゃ楽だ、とばかりは言えません。こちらのことも気にしないけど、相手もまわりに気を配らない、無秩序なシェアの可能性があります。

自分が条件にあってからいいや、というのも言い切れません。たとえば、男性の「女性限定」、ちゃんとした理由がある場合もありますが、気をつける必要があるでしょう。「白人限定」とか「背の高い人限定」などの無意味な条件をつけてる人は、差別の匂いがします。たばこやペットだったら、一緒に住むのが難しいと人がいるというのは考えられますし、「英語を話す人」とかだったらまだわかるのですが、住むことと無関係な「○○限定」というのをたくさんつける人は、他人に対して非寛容だと思います。自分がたまたまその条件は満たしていたとしても、その他の点で、あとあと「自分の」常識を押し付けてくるでしょうから、喧嘩も多くなるのではないでしょうか。

ここ一年ぐらいで、インターネットで探す、という方法が、もっとも使える方法になってきたと思います。ぜんぜん知らなかった人でも、同じ興味を持っていれば簡単に知り合えるのがネットのいいところ。シェア相手を探すための掲示板がいくつかあるので、そういうところを活用しましょう。

手前味噌ですが、僕も一つ掲示板を提供してます。ルームシェア ジャパン で、英語/日本語どちらもOKという掲示板です。

他には、古くからある、といっても数年前からですが、掲示板として、飼い犬アーノルドの犬小屋ROOMERなどがあります。

こういった掲示板は、別に商売としてやっているわけではなく、ボランティアで場所を提供しているというものがほとんどです。そこで探したフラットやフラットメートとトラブルを起こしたとしても、なんの保証もしてくれませんし、そういう責任を求めることもできないのは、言わずもがなですが、ちゃんと認識してください。いずれは、アメリカなどにあるように、手数料を取ってシェア相手を探している人たちを仲介するような有料サービスが、日本でもできるかもしれませんね。

インターネット以外には、新聞や雑誌もあります。やはり英語のものが多いのですが、Tokyo Notice BoardやMetropolitan(旧Tokyo Classified)、関西ではKansai Timeoutなどの、無料英字雑誌には、かなりの数の募集広告がのっています。インターネットに比べると、印刷の分だけタイミングが遅くなるので、連絡してみたらもう募集は終わっていた、ということもあります。

今はまだ、シェアしてる人も身近にはそんなに多くないと思うけど、フラットシェアがもっと一般的になってきたら、知り合いづてで探すということもできるようになるんじゃないでしょうか。もし友達がシェアで暮らしていて、パーティーなどで訪ねたときにいい感じだったら、「誰か出て行くことになったら連絡して」と頼んでおくのもいい手でしょう。。

自分が住みたいと思うような条件の広告を見つけたら、次は連絡をしましょう。

メールアドレスが書いてあればメールで、電話番号なら電話で、あまりないですが住所だったら手紙で、連絡を取ります。複数の方法が書いてある場合は、自分の都合のよい方法を選んでいいでしょう。深夜には電話は掛けない、とか、メールを出したからといって相手がすぐ読むとは限らないので、すぐに返事が来ないからといって何通も催促したりしない、といった一般的なマナーは当然守るべきことです。

メールの場合、相手の立場になって想像することができれば、おのずと何を書けばよいかがわかってきます。募集広告の中で特に指定されていることがればそれはもちろん書きますし、その他に、

  • 名前、この段階ではフルネームでなくても構いません。あきらかに本名じゃないニックネームは不真面目に思われるかもしれませんが
  • いつから住むための部屋を探しているのか
  • 自分の分の家賃や光熱費を、どういう手段で得るつもりか
  • どこに通勤/通学するつもりなのか

などは有用な情報でしょう。

過去にシェアの経験があるかどうかとか、自分はシェアメイトとしてはどんなタイプで、どんな人とうまくいったかとかは参考になります。でも、ここで、趣味とか特技とか座右の銘とか、好きな歴史上の人物とか出身地自慢とか両親や兄弟が何をしているかとか、そこまで細かなことをたくさん書きすぎても、鬱陶しく思われる危険はあります。

最初の募集広告で本人がそれらについて書いている場合は、自分もそれにあわせて書くのはいいと思いますので、このあたりはその時その時の判断でしょうが、なにしろ相手のところには、同じ広告を見た人からの問い合わせが十通以上来てる可能性もあるのですから。

そして、こちらからも聞きたい内容を書きます。

  • どんな人達が住んでいるのか
  • みんなが家にいる曜日、時間や、寝る時間
  • 近所の雰囲気、買い物は近くで揃うか
  • シェアの方向性はパーティー志向か、個人志向か
  • 家事は当番制か、ボランティア制か

といったことで、自分にとって大事だと思うことを、こちらもあまり過大になりすぎない程度に、書いてもいいでしょう。僕としては、一つ二つに留めておくのがいいと思いますね。相手も忙しいし、あまりやると神経質な奴と思われてしまいます。

初めてのメールでは聞くべきでないこともあります。基本的に、一緒に住めるかどうか、に関係のない個人的な質問は、「自分は聞かれて平気」ということでも、よく考えてからにしたほうがよいでしょう。

  • 全員の正確な年齢(○○代前半、とかはともかく、それを聞いてどうするの?)
  • 職種じゃなくて会社名
  • 出身地、出身学校名や実家の家族構成など

パーティーで世間話をするわけではないから、住むかどうか決めるのに無関係な質問を書いても、意味がないということです。

よほど失礼なことを書かなければ、そして相手側にも常識があれば(世の中の人がみんな常識人だなんて期待はしないこと)、それなりの回答や、追加の質問が返ってくることもあります。そのやりとりから、少しずつお互いの情報を交換していきましょう。それがうまくいけば、一度見学に、という流れになると思いますので、見学の日時を相談しましょう。

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