一戸建てや2DK, 3LDKといった複数部屋のあるアパートやマンションなど、二人以上が住めるような住居に、家族/親族/恋人などではないまったくの他人と一緒に住むことをルームシェアといいます。

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もともと、英語の「共有する」という意味の単語share(シェア)が語源で、シェアする対象によっていろいろな言葉があります。
# 単に”share”というと、「株価」という意味になる場合もあります。
シェアをする建物がハウス(家)かフラット(日本で言うマンションの中の一戸)かルーム(部屋)かによって、
- ハウスシェア (houseshare)
- フラットシェア (flatshare)
- アパートメントシェア (apartment-share)
- ルームシェア (roomshare)
などとも言います。
また、ルームシェアをしている家のことをシェアードハウス(Shared House)とも呼びます。これが日本語に入ったときに「シェアハウス」(いわゆる業者が運営する独身寮のようなゲストハウスのこと)と形を変えて和製英語にもなっています。

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ルームシェアでは何を「シェア」するのか?
玄関・リビング・キッチン・バス・トイレなどは共同で使い、寝室は各個人の占有スペースとなります。
炊事や洗濯などの家事については、みんなで一緒にするところも無いとはいえませんが、一般的には、各人が自分の分を、共用のキッチンや洗濯機を使って行うのが普通です。
日本では、家族でもない赤の他人と一緒に住む、という習慣がなかったので、なかなか想像しづらいかもしれませんが、欧米、特に個人主義の強い、アメリカやイギリス、オーストラリアなどの英語圏、北欧やドイツなどでも、ごく一般的に普及しています。また、東京や大阪と同様、人口過密で住宅事情の悪いことで知られる香港、台北、シンガポールなどアジアの大都市でも行われています。
日本では「ルームシェア」というカタカナが、シェアのすべての場合を指す言葉として定着しつつありますが、実は英語では”roomshare”という言葉はあまり使われていません。辞書によっては載ってないこともしばしばです。ルームシェアの歴史がより長い欧米でどんな呼び方をしているかについては、こちらを参照ください。
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ちょっとフラットシェアから外れますが、読者の方から質問をいただいたので、「ゲストハウス」について紹介してみます。外国人が多く住んでいるゲストハウスを「ガイジンハウス」と言ったり、2008年の人気ドラマ「ラスト・フレンズ」で出てきた新語「シェアハウス」という呼び方もしますね。
もともと「シェアハウス」という言葉は無かった(英語にもないですし)のですが、このドラマをきっかけに、ゲストハウスのことをシェアハウスと呼ぶ人も増えています。こちらはグーグルでの検索数の移り変わりです。
ゲストハウスは、都内各地にあるようで、その特徴は、「安い」「短期滞在可」「古い/汚い」です。部屋は、本当に「部屋のみ」で、シャワーやキッチンは共同です。個室のものもあれば、一部屋にベッドがたくさんあって、知らない他人と5,6人で寝る、というのもあります(dorm)。日本では知りませんが、海外では男女の区別もなく雑魚寝、ところもあります。イメージとしては、学生寮や独身寮の形式に近いですね。
総じて、便利な場所にあるようです。「安くて便利」なものが多いし、だからこそ設備が今ひとつでも人気があるのだと思います。それに「古い/汚い」と言っても、合理的に問題がない程度のものも多いので、潔癖症の人でなければ、生活に困るようなものではないでしょう。
ゲストハウスの多くでは、共有部分は管理人が掃除してくれたり、ゴミ出しをしてくれたりするので、この点はルームシェアよりいいですね(まったく掃除しないシェアメイトという恐ろしい存在も、世の中にはいます)。
ルームシェアと共通点も多く、敷金や礼金を排して、気軽に出入りできるところが長所です。
面白いことに、最近のゲストハウスは、それほど外国人だらけでもなく、日本人、特に若い女性がたくさんいるらしいのです。
大きな家具類は持たないし、寝ることさえできれば十分、お金が貯まれば長期で海外旅行に行ったりするので、アパートを借りるのはちょっと、というような人達に取ってみれば、都心にあるゲストハウスは理想の住まいと言えるかもしれません。
とあるゲストハウスに住んでいる日本人女性の場合は、派遣会社で働いていて、勤務先が定期的に変わるし、お金が貯まったら海外に留学したいので、あまり自分の住むところを固定させたくないんだ、と言っていました。
実際のゲストハウスの所在については、NTTの発行してる英語電話帳に載ってるし、Tokyo
Classifiedなどの無料英字紙にもよく宣伝が載ってます。成田空港の観光案内所でチラシを見たこともあるので、都内の観光地などにも情報があるかもしれません。guest houseやgaijin house、gaikokujin houseで探してみてください。
余談ですが、「外人ハウス」という呼称について。「外国人」と言わず「外人」と言った時、差別されてる気がする、という外国人もいます。気にしない人もいるので、その人その人の過去の経験によって印象は違うんでしょう。
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